通説編第4巻 第6編 戦後の函館の歩み
序章 戦後の函館、その激動の歴史と市民
第1章 敗戦・占領、そして復興へ
第1節 連合国の函館進駐
1 占領軍の函館進駐／2 占領体制の確立／3 外国人労働者の動向／4 函館引揚援護局の設置と日本人の集団引揚げ／5 占領軍と市民／
6 GHQの公職追放と民主化への啓蒙
第2節 地方自治の民主化と市政
1 第22回衆議院議員選挙と函館の対応／2 市長候補者公選／3 逼迫する市財政と市役所の機構改革／4 市警察の設置と廃止および市消防の設置
第3節 敗戦後の函館の産業経済
1 水産都市函館の変貌／2 北洋漁業の再開と函館／3 函館の工業界の復興／4 農地改革の実情
第4節 敗戦後の社会問題と労働運動
1 困窮する市民／2 労働運動の展開
第5節 教育制度の改革と戦後教育の諸問題
1 占領期第1期の教育（昭和20年8月−23年）／2 占領期第2期・3期の教育（昭和23年−27年4月）／3 講和後の教育
第6節 戦後の宗教・文化事情
1 戦後函館の宗教界／2 芽吹く文化活動／3 アメリカ・ソ連との交流
第2章 高度経済成長期の函館
第1節 行政の変貌
1 高度経済成長期の函館市財政／2 周辺市町村との合併
第2節 地域振興と都市計画の推進
1 まちづくりのビジョンと都市経営／2 産業構造の変化と新たな都市機能／3 都市域の拡大と新たな地域課題
第3節 函館の産業経済の変貌
1 北洋母船式サケ・マス漁業の変容と終焉／2 「イカの都市」の「スルメの時代」／3 イカ珍味の加工産地への転換とその特産地形成／4 函館の商業・流通の変化／5 高度経済成長期における函館工業界の実情
第4節 交通・運輸体系の変容と函館の位置づけ
1 函館港施設の新設／2 国鉄青函連絡船と民間フェリー／3 陸と空の交通
第5節 都市構造と住文化の変容
1 都市函館の現在／2 高度経済成長期における住文化の変貌
第6節 社会問題と労働運動の展開
1 高度経済成長と社会問題／2 労働運動の変容
第7節 教育制度の整備と教職員の動向
1 義務教育の充実／2 高等学校の整備／3 勤務評定・全国一斉学力テスト反対闘争／4 函館市教育目標の設定と教育課程の編成
第8節 宗教と文化の諸相
1 現代函館の宗教界／2 さまざまな文化活動とその担い手