通説編第3巻 第5編 「大函館」その光と影 |
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第3章 戦時体制下の函館 国民学校の発足 |
国民学校の発足 P1189−P1190 この教学刷新評議会の建議に基づいて、昭和12年に設置されたのが教育審議会であった。教育審議会は初等教育、中等教育、高等教育、社会教育および教育行財政などにわたって審議答申を行っている。それらのうち初等教育に関しては、同13年12月、小学校を国民学校制度に改めることが答申され、この答申に基づいて、同16年3月「国民学校令」が、続いて「国民学校令施行規則」が制定されて国民学校制度が実施に移された。
なおこうして発足した国民学枚は、その名称について、同年3月28日付発普111号「国民学校ノ名称ニ関スル件」によって、「市ノ設置スル国民学校」の場合には、「何市何国民学校」とするよう文部省から通知されていた。したがって、市内の国民学校はすべて「函館市○○国民学校」と称することになる。 |
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