通説編第3巻 第5編 「大函館」その光と影


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第2章 20万都市への飛躍とその現実

第4節 戦間期の諸産業
1 函館の経済界

4 函館商工会議所の成立

函館商工会議所の設立

会議所定款の変更

函館商工会議所定款

函館商工会議所の活動

戦時下の商工会議所

会議所と連合組織

第8回道会議所連合会

道会議所臨時会

函館商工会議所の設立   P369

 昭和2(1927)年4月9日、法律第49号として商工会議所法が制定、公布された。同法第1条は「商工会議所ハ商工業ノ改善発達ヲ図ルヲ以テ目的トス」と規定しており、これによって、従来の商業会議所法は廃止され、全国的に商業会議所は商工会議所へ改組されることとなった。
 北海道内では、函館を筆頭に、札幌、小樽、室蘭、旭川、釧路の6商業会議所が、翌3年1月1日、一斉に商工会議所に改組された。その後、同14年に帯広商工会が、また15年には野付牛商工会が商工会議所に昇格し、戦前の北海道には、計8商工会議所が存在していたのである。

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