通説編第4巻 第6編 戦後の函館の歩み |
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第2章 高度経済成長期の函館 主任制度化反対闘争 |
主任制度化反対闘争 P557 昭和50年代、60年代、そして平成の時期へと持ちこされ、学校教育を巡る対立抗争を激化させてきた問題に、主任制・手当制度の導入の問題がある。調和ある学校運営を名目に制度化が図られた主任制と主任手当を巡り、全国的な阻止・撤廃の闘争が展開されるなかで、北海道および函館でも、ストライキ、座り込みなどの激しい闘争が繰り広げられ、これに対する行政側の処分による対抗が、関係者の間に大きな不信感を残しており、「学校に信頼関係の回復と安定をもたらすためには、ぜひとも解決しなければならない大きな問題である。」とされている(前掲『戦後学校教育の五十年』)。 |
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