函館市中央図書館所蔵デジタルアーカイブ

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丸ビルと郵船ビル　（丸の内）　丸ビルは大正十一年竣成で地下共九階市内大商店出張所がある毎日数万人が出入する

内容説明：

23枚入

出版者：

KŌBUNDO NAKAMURA　

西暦：

[昭和初期]

和暦：

サイズ：

分類：

東京

資料番号：

pc020474-0005

「丸ビルと郵船ビル　（丸の内）　丸ビルは大正十一年竣成で地下共九階市内大商店出張所がある毎日数万人が出入する」のその他の画像（全23枚）

皇居二重橋

赤坂御所　（赤坂区）　御所は洋風三層のルイ十四世式にして内部は崇厳優雅な御造りと漏れ承る鉄材の外郭高く聳ゆ

明治神宮南神門前正面鳥居　１年の参拝者二百数十万を算する、流れ造の御質素な構へに大帝の大御心を偲び奉る

東京駅　（丸の内）　帝都の大玄関で一日の乗降客十余万人　ルネツサン式で大正３年竣成　中央は皇室専用の乗降場

日比谷公園　明治三六年の開園であつて音楽堂、運動場、池、花壇等多数あり時々会合もあり市民の慰安所である

楠公銅像　（宮城前）　明治三十年住友吉右衛門男が亡兄の意志を継いで献納したもので碑面の文字に明らかである。

動物園　（上野公園）　明治十五年設置したもので熱帯寒帯の珍禽奇獣を蒐めてあつて大人にも子供にもの楽園である

西郷隆盛銅像　（上野公園内）　翁は西南の役で国賊の汚名を着せられたが生前の功労の為明治三十年此処に建てたり

帝国大学　（本郷区）　我国最高の学府で十数学科目あり約八千人の学生を有す　写真は正門からポプラ並樹を望む景

芝東照宮霊屋　（芝公園）　此霊屋は二代将軍秀忠を祀る此の南裏に秀忠の墓がある其他徳川氏の霊屋や墓などがある

日本橋　（日本橋区）　明治四十四年三月木橋を今の石橋に架換したもので、左に見える白い建物は三越呉服店である

銀座通り　（京橋区内）　京橋から新橋の間の大通で大高店軒を並べ、人車の往復織る如く、帝都の代表的巷街である

浅草公園六区　帝都随一の歓楽境で活動写真館、劇場、演芸館、飲食店軒を連ね生活苦を離れた別天地である。

震災記念堂　（本所区被服廠跡）　関東大震災の犠牲者の精霊を祀る。　毎年九月一日には盛大な追悼式が行はれる

清洲橋　（深川区と日本橋区に架る）　副員二十二米全長百八十七米でその優姿は実に近代美の尖端である。

永大橋　（深川区大川）　大正十五年竣立　文化四年深川八幡祭礼に群集の重味で木橋が落ちた哀しい歴史を有している

地下鉄道　昭和三年一月上野浅草間に我国最初の地下交通機関として開通将来東京市全体に敷設されるものである

両国国技館　（本所区）　建物は大正十三年の再築である春場所夏場所の二回で近年はラヂオに依り全国に放送される

歌舞伎座　（京橋区）　建物は大正十三年竣成の三階建である。観客収容数は二■三百余人一流歌舞伎俳優が出演する

松屋呉服店　（京橋区銀座）　耐震耐火の九階建で屋内は中央に大ホールがあり各階之を囲み凡ゆる商品が集めてある

松坂屋呉服店　（上野広小路）　最新式八階建の大百貨店であつて設備よく整ひ屋内屋外の装飾は善美を尽してある。

白木屋呉服店　（日本橋区）　近代式八階建、多数の商品、大エレベーター、屋上庭園等最新式の設備が整つている。