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開拓使函館 第14区(1)
内容説明:
写本 折図 特大 1枚 いずれも大型図で各図に「函館支庁租税課」の朱印が捺される。図に貼り紙が見られ、朱書きの訂正もあるので、開拓使函館支庁に保管されていた原図であろう。大きいものは縦150cm、横200cm以上にもなり、第14・15・16大区ごとの13枚である。図は整然と区画され、敷地内には人名、坪数が詳細に記載される。明治5年(1872)に施行された戸籍法をうけて、函館市街地は第1区・第2区・第3区を設定、各区に戸籍吏として戸長・副戸長を置き、戸籍業務を行うと共に町政をも担当させたのである。同9年、この区は全道的に改定され、函館の三つの区は、第14大区(39町)・第15大区(12町)・第16大区(22町)となった。そして、同13年、函館区役所の開庁によって、この制度は廃止されたのである。したがって本図は、明治9年から同12年までの間に作成されたものといえる。(高木崇世芝/文)
著者:
開拓使函館支庁/編
出版者:
出版年月:
ページ数:
1枚
サイズ:
132×92cm
請求記号:
K29011カイ8001
資料番号:
1810668655