松前箱館
内容説明:
写本 和装 1枚 文化頃(1804~1817)の図(題箋より) 本図は箱館山を中心として手前に大きく箱館湾を望む図である。鳥瞰風の箱館山に対して市街地は平面状に描くという変わった表現をしている。市街の中央に「御奉行所」(箱館奉行所)があり、左右に「南部屋鋪」(南部藩元陣屋)、「津軽屋鋪」(津軽藩元陣屋)、浄玄寺・称名寺・実行寺・高竜寺も見える。手前には一本木(現函館市内)、亀田、七重浜、有川、戸切地、三ツ谷の地名もある。「築嶋」が描かれていることから文化元年(1804)以降の写図であろう。(高木崇世芝/文) 「津軽要塞司令部検閲済 NO.8」の印あり
著者:
出版者:
出版年月:
ページ数:
折図
サイズ:
51×54cm
請求記号:
K29011マツ3001
資料番号:
1810658656