五稜郭同心長屋地並ニ鍛冶村地図
内容説明:
写本 和装 折図 安政3年(1856)、幕府の許可を得て箱館奉行所は一連の建設工事に着手する。それは、弁天岬台場、五稜郭土塁および庁舎、役人用住宅の三つである。本図は、その役宅敷地付近の図である。五稜郭の北側に位置する鍛治村の土地所有者名や土地面積などと共に道路や谷地も記入され、一角に同心長屋の敷地が予定されている。同5年、区画が地割され、組頭以下同心までの役宅、長屋の建築工事が開始された。万延元年(1860)11月、支配定役の役宅30軒が完成、その後、組頭、調役、定役元締以下の官宅16軒も順次建設されていった。(高木崇世芝/文)
著者:
出版者:
出版年月:
ページ数:
1鋪
サイズ:
75×80cm
請求記号:
K29011コリ5001
資料番号:
1810658433