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新刻函館港全図 
内容説明:
畳物 「玉井之書」とあり 明治15年(1882)4月、児玉永成編輯によって刊行された銅版図で、出版人は東京の大倉孫兵衛である。市街地が色とりどりに分けられた非常に綺麗な図であるが、特徴の一つとして函館山が右側にくる構図になっていることである。このような構図は極めて少ない。明治12年の大火によって、区画整備が行われ、その竣工は同14年であった。したがって本図には新しい市街地道路が整然と描かれている。また、新たに「監獄署・燧木製造所・公立病院・函館新聞・機械製造所・農業仮博覧会場・津軽陣屋跡」などが見え、実行寺・称名寺・高龍寺が現在地に移っている。(高木崇世芝/文)
著者:
児玉 永成/著
出版者:
大倉 孫兵衛
出版年月:
1882年
ページ数:
1鋪
サイズ:
50×72cm
請求記号:
K29011コタ3001
資料番号:
1810658417